ラジオ関西 ギャップフィラー局後編(香住区) 全局77.8MHz
撮影2021/7/27
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県道4号線を北上、村岡区から香住区へ入ったあたりで、「小原の弁天さん」に立ち寄る。
道を挟んで向いにある「香住鶴」本社、その駐車場にある煙突。これ後で気付いたけど「小原の弁天さん」なのね。
さらに北上したところで ⑥ 大野ギャップフィラー局 のある長井小学校を発見。県道4号線からもアンテナがよく見える。
校庭側から見たアンテナと支柱。夏休みでまったく人気がないが、「校長の許可なく立ち入りはできません」の表示で設備には近寄れない。
香住町役場に到着。屋上にはいろんな通信用アンテナが上がっているが、⑦ 香住ギャップフィラー局 のアンテナはこのアングルからは見えない。
他局へ信号を配信するいわばセントラル局であり、そういう設備は庁舎内にあるのだろう。
役場をぐるっと一周し、庁舎の裏手の畑の中からアンテナが見えた。三ビームの0.25W。東方面のビームないが、市街地東部で電波を受けてみると結構強い。
新しくできた山陰近畿自動車道を使って余部に移動。⑧ 余部ギャップフィラー局 のある余部小学校がすぐに目に入る。
他に大きな建物ないしね・・・。後に見えるのは有名な余部鉄橋と、「空の駅」としてリニューアルしたJR山陰本線「余部」駅。
余部小学校の裏手からアンテナを見上げる。ここは2ビームの0.05W! 出力はFMワイヤレスマイク並みだけど、サービスエリアが狭いのでこれで十分なのだろう。
アンテナ設備のアップ。微妙なアングルをつけて町の中心部と谷筋を狙っている。観光地で人はたくさん来るが、元々は小さな漁村だ。
余部から県道4号で香住町中心部に戻り、県道11号線を東進し柴山地区に入る。
柴山は古くからの港町。山陰屈指の松葉蟹の水揚げを誇る。甍にに立派な鯱(しゃちほこ)を揚げた大きな民家が多い。写真は中心部にある森本神社。
柴山の街中のワンショット。
⑨ 上計ギャップフィラー局 のある柴山小学校。(上計は「あげ」と読む。) 児童通用路からアンテナを見上げたところ。
アンテナは2ビームで出力0.05W。入り江ごとに小規模ながら集落があるのでそれらをすべてカバーする。
柴山から県道11号線をさらに東進。佐津の町に到着。写真はJR佐津駅構内から西方向を眺めたところ。
JR佐津駅。味のある木造駅舎だ。冬場には蟹と温泉を求めてたくさんの観光客が立ち寄る駅だ。この時期は海水浴場としても人気だ。
さっそく駅舎前にてラジオのスイッチON。送信所が近くなのだろう、ノーノイズで入感する。
やっぱり香美町はどこに行っても蟹、蟹、蟹! 地味な街並みのあちこちでこの赤色が光る。
JR佐津駅構内 ①
JR佐津駅構内 ②
JR佐津駅構内 ③
JR佐津駅構内 ④ 駅敷地内では人っ子ひとり見かけない。街も夏の日中とは言え寂しい限りだが、お年寄りには天国なのかもしれない。
JR佐津駅構内 ⑤ 「線路は続くよどこまでも・・・♪」なんて歌ってみる。
JR佐津駅改札口にラジオを置いて記念撮影&放送ワッチ。しばしの涼をとる。
駅から線路を跨いで南側にある香住第二中学校。ここに ⑩ 無垣ギャップフィラー局 がある。体育館の壁面にアンテナポールが設置されている。
2ビーム0.05Wにて、佐津川の東側に位置する町の中心部(民宿街と海水浴場)と、南側の谷筋を狙っている。
佐津から県道256号線を南下し、奥佐津に到着。少し内陸に入るだけであたりはもうすっかり農村の風情だ。
⑪ 奥佐津ギャップフィラー局 のある奥佐津小学校の校門付近。
小学校の校舎にアンテナを発見。
2ビーム0.05Wにて谷筋を狙う。南無垣局からここまで不感地帯はまったくなくシームレスに受信できた。
ギャップフィラー局訪問をすべて終えて、豊岡市を経由して帰路につく。但馬空港近くでFMジャングルをワッチする。
写真は自作のDSP-FMラジオ、今回のギャップフィラー全局探訪の旅、しっかり働いてくれました。
QSL-Card 表・裏 ラジオ関西さんから特記付きのベリカードをいただく。レポートを郵送した翌々日にいただいたのは初めてだ。