今回使った小型FMゲルマラジオユニット

回路図：　アンテナ側一次コイル、並列共振回路、検波ピックアップコイルなどをすべてフロートにしＱの向上を図る。

ＳＧにて机上テスト：　80dBμVのFM変調信号を受信中。AM変調だと70dBμVでも聴こえる。なお邪道なれどAFアンプは必須。

同ラジオを持ち出しフィールド受信テストに出かける。送信所、各受信地データなどの詳細は こちら を参照。

Ａ地点（たつの市御津町黒崎）で受信中。木立の向こうに姫路市西部地域が展望できるはずだが木立で見えない。

基板剥き出しはチト可哀そう・・・

Ｂ地点（高砂市日笠山）での受信成功に気をよくして、加古川河原（加古川町友沢）へ移動するもここは感度なし。

フィールドテスト２日目：　Ｃ地点（姫路市木場の小赤壁公園）で受信。送信所から4Km程なので受信は楽勝！

Kiss-FM-Kobe姫路中継局、NHK姫路中継局（共に1KW）のシグナルが80dBμV程度で入感する。

tinySA-ULTRAで見るFM放送帯のスペクトル

いつもの自作ダイポールアンテナを使用

天気もよく、春うららの小赤壁公園

20Km越えのDX記録を狙ってＤ地点（相生市陸字秀谷相生墓園）まで車を走らせる。
祖父母、叔父母等、甥等一族が眠る墓苑の片隅でアンテナを立てる。山の狭間を通して遠くに姫路市街地が挟角で目視できる。

残念ながら小型のFMラジオ基板ではガサゴソレベルの信号しか確認できなかったが、前回作ったヘリカルキャビティラジオでは、完全にＭ５で受信できた。

Ｄ地点で聴くKiss-FM-Kobe（姫路中継局1KW）の信号は こちら を参照してください。

※マイク端子での録音　かなり音が小さいので peak－6dBでノーマライズしている。

同地点でのスペアナ画像　NHK神戸放送局500Wのシグナルも見えているので頑張れば受信できるかもしれない。次回の目標としよう。